投稿日:2021年9月10日 更新日:

お風呂に窓がない場合の対処法


お風呂に窓がない場合、陽の光が入らないので暗いですし、開放感がありません。窓を開けて風通しを良くすることも、陽の光を取り込むことができないので、湿度が高くなりやすく、カビが生える可能性も高くなります。カビの発生を防ぐには、こまめに換気をすることで湿度を下げなくてはいけません。お風呂に窓がない場合でも、換気扇を使用すれば換気ができると思いがちですが、換気扇はお風呂場の空気を排出するだけです。換気はお風呂場内の空気と外気を入れ替える必要がありますから、給気によって空気を屋内に取り入れて空気の流れを作らないと、換気の効果は薄いのです。窓を開けたうえで換気扇を使用することで、空気の流れができて湿度が下がり、カビを防ぐことができます。

このように換気や採光を有効なお風呂の窓ですが、窓が大きいと空き巣に狙われる恐れがありますし、立地によっては外からお風呂場内が見えてしまうかもしれません。また冬に冷えてしまうと起こるリスクもあります。これらを防ぐために有効なのがリフォームです。

目隠しや防犯対策としてのリフォームなら、格子や目隠しルーバーの設置が効果的です。窓ガラスを割れにくい複層ガラスに交換したり、二重窓にすれば、さらに防犯性が高まります。二重窓とは元の窓の内側に内窓を設ける方法ですが、断熱性を高める効果もあるので寒さ対策にもなります。防寒目的でリフォームするなら、窓自体を取り替えてしまうのが手っ取り早い方法です。窓全体を交換すれば、窓を構成する窓枠や障子そして窓ガラスといったすべてのパーツを、熱伝導率が低くて断熱効果の高いものに取り替えられます。リフォームの所要時間も半日程度です。

-お風呂で気になるポイント

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