投稿日:2017年4月25日 更新日:

脱衣所・浴室を暖かく


暖かくするためのリフォーム

他の記事でも紹介していることですが、お風呂に関する問題の1つとして冷えがあります。ヒートショックのような問題が発生するということだけでなく、単純に冷えるお風呂の場合にはお湯の保温性も低く、沸かし直しを頻繁におこわななければならなくなるというデメリットもあります。それでは、実際にお風呂や脱衣所を暖かくしたいと思うのであれば、どのようなリフォームの方法について考える事ができるのでしょうか。また、そのタイミングとしてどのような時に考えるのが良いのか、ということについても紹介します。

ユニットバスの交換に合わせて

お風呂のリフォームを考えるのに適したタイミングの1つとして、ユニットバスの交換を行うタイミングがあります。昨今のユニットバスはかなり耐久性が高いものであるため、十年単位で使用を続ける事ができるものではありますが、経年劣化しないわけではありません。交換の必要が有るときにはしっかり交換しなければ、破損による怪我の可能性などが発生することになります。
そのため、どうしても必要となるユニットバスの交換の際に、それに合わせてお風呂場の断熱リフォームも行ってしまうのが良いでしょう。バスが有る状態ではどうしてもやりにくいリフォームもあるため、ない状態を作ることができる時に行うことができれば一石二鳥であるためです。

断熱リフォームのポイント

では、お風呂場の断熱リフォームのポイントとなることについて紹介します。最初のポイントとして紹介するのは、窓の断熱化についてです。窓は外気との接続が特に薄い場所であるため、ここから室内に寒気が流れ込んできやすくなっています。寒冷地などでは複層ガラスを使用するのが一般的になっていますが、そうでない場所であっても複層ガラスの採用は十分検討することができます。複層ガラスは軽くぶつかった程度で割れてしまうということもないため、危険を排除すると言う意味でも効果を期待することができるでしょう。
また、天井のリフォームというのも一つの方法となります。保温効果を高めるということを考えると、浴室全体を覆う事ができるような方式でのリフォームについて考える必要があります。側面については外断熱などの方法での断熱を行うことができますが、天井についてはその限りではありません。天井部分について特別な施工を行うことによって浴室の保温を図る事ができれば更に効果的です。

-お風呂のリフォーム案

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