投稿日:2017年4月25日 更新日:

滑らない床にする


転倒防止対策リフォーム

お風呂に関係する問題の1つとして転倒があるということは、他の記事でも紹介を行っています。転倒を防止するためのリフォームには様々な方法がありますが、しっかりとした施工を行わなければかえって逆効果になってしまう可能性があるという点についても注意をしておかなければなりません。
というのも、十分な固定が行われていない場合、滑り止めのための道具が滑ってしまうことによって、結局転倒を予防出来ない可能性があるためです。そこでここでは、実際にお風呂のすべり止めとして導入することができるリフォームの方法としてどのようなものがあるのかについて紹介します。

床シート施工

お風呂場のすべり止め対策として利用できるリフォーム方法から最初に紹介するのは、すべり止め用の床シートを導入するための工事です。この床シートは単純に床を滑りにくくしてくれるというだけではなく、水捌けがよく、接触温感、衝撃吸収などの様々な効果を持っているのが特徴です。導入することによっていくつものメリットを得ることができるため、導入を検討してみると良いでしょう。水捌けがよいことによってカビなどの問題も発生しにくくなり、快適に使用することができるお風呂場にすることができます。それでは、実際の施工はどのような手順で行われるのでしょうか。
まず、現在使われている床材の上を、パテを使用することによってフラットな状態にする所からスタートします。タイル材などが使用されている場合は目地があることによって密着が妨げられてしまう可能性があるためです。こうしてフラットにした状態に、シートを貼り付け、しっかりと固定するためのコーキング加工を行うことで施工が行われます。

コルクタイル施工

お風呂場のすべり止め対策に利用できるリフォーム方法として、もう1つ浴室コルクタイルというものを利用する方法があります。こちらも床シートと同じく床に対して貼り付けることによって使用されるもので、基本的な施工方法については大きな違いがあるわけではありません。
コルクタイルは防水性が高く、さらに衝撃吸収力も高いため、転倒を防止することができる上に、それでも万が一転倒してしまった場合の被害を軽減することができるのが特徴となっています。その上、保温性にも優れているため、冬場にお風呂の足元が冷たくなってしまうという問題も解決することができるのが強みとなっています。

-お風呂のリフォーム案

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