投稿日:2017年4月25日 更新日:

湿気よけのリフォーム


カビの悩みの対策に

お風呂に関係する悩みの1つとして考えられることにカビがあります。このカビが発生してしまうのは、お風呂場が湿気が多く、同時に高温であることが多いために、カビが生育されてしまう環境が整っていることが理由です。具体的には湿度が70%を超えている上に、室温が20度から35度の間にある場合にカビが発生しやすくなることになります。これに加えて、カビを生育させてしまう栄養源となる体の垢や、石鹸のカスなどが残りやすいこともあり、どうしてもカビの生育を起こしてしまうことになります。それでは、これらに対抗するために利用できるリフォームの方法としてはどのようなものが考えられるのでしょうか。

汚れが残らない浴室に

カビの発生のための重要なポイントとなっていることの一つに、前述の通り「汚れが残っている」ということが挙げられます。これらの汚れがカビの栄養源となりカビの生育を促すことになるため、これがしっかりと取り除かれているような環境を整備することが出来れば、その生育を押しとどめることができるようになります。
それでは、リフォームで解決するためにはどのような方法が考えられるでしょうか。重要なのは、隙間をできるだけ少なくするということです。例えばタイル材の目地や、バスタブと壁の間の隙間などが、どうしてもカビが生えやすい場所となります。これらの場所をしっかりコーキングするだけでも、高いカビ対策効果を期待することができるでしょう。

湿気を取るための加工

もう1つ重要なポイントとなるのは、そもそもカビの生育に適している高い湿度を排除することです。そのために、換気システムのリフォームを行うのが良いでしょう。単純な換気扇だけでは湿気を取る能力が不足しているという場合については、浴室乾燥機の導入リフォームなどを行うことで高い効果を期待することができるでしょう。浴室の配置などによって利用できる場合とそうでない場合とがあるため、メーカーとの相談の上で導入を検討する必要があります。
また、浴室乾燥機の中には冷暖房のシステムが搭載されているものもあります。高い温度もカビの条件の1つとなっているため、冷房が利用できればさらにリスクを減らすことが出来ます。加えて、暖房があればヒートショック対策などとしても機能を期待することができ、洗濯物の室内干しをするなどの用途でも利用することができるため、様々なメリットが期待できます。

-お風呂のリフォーム案

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