お風呂に入る時、バスタブをまたぐのが億劫だと感じる人もいるのではないでしょうか。バスタブの底は浴室の床よりも10cm程度低くなっているため、想像よりもさらに低い場所に足を運ぶことになります。入浴剤によっては床面がぬるつくこともありますし、足を引っ掛けてしまうこともあるかもしれません。特に高齢の家族がいる場合、お風呂場のリフォームを検討する必要性も出てきます。バランスを崩しそうになった時に踏ん張ることが辛くなってくるため、床の高さを合わせたり、滑りにくい素材にしたりするなど、早めにリフォームに踏み切ることをおすすめします。今は若いから大丈夫だという世代でも、10年後や20年後を考えて今からお風呂場のリフォームを考えるのも良いことです。
お風呂場のリフォームは予算に合わせて相談することができます。バスタブのサイズによっては、パネルの上張りやタイルの張り替えなども合わせて検討する方が良い場合もあります。バスタブのみを交換する場合でも、それだけを丸々外し、新しいものをはめ込むだけで完了するというものではありません。大抵は床や壁の一部を壊す必要があり、壁は壊した箇所を補修し、床は全面的に張り替える作業などが必要となります。しかしながら、費用が物凄く掛かるという大掛かりなリフォームではなく、想像よりも安く、そして早く交換できるものです。予算の一例ですが、シンプルな交換の場合は約20万円〜、パネルの上張りやタイルの張り替えなども含めて交換をすると70万円程度で可能です。各家庭の浴室の状態によって費用は変わりますので、リフォーム会社に見積もりを出してもらうのが一番確実です。
投稿日:2021年3月18日 更新日: