マンションでお風呂のリフォームを行う際の注意点として、まず第一に浴室を別の場所に移動する場合には排水と排気には十分注意しましょうお風呂に入れば大量の水を流すことになり、排水スペースを確保できる勾配がなければ、水が流れないなどのトラブルが発生します。また排水だけではなく排気の問題が生じる可能性もあるので、排気ダクトの位置が変わる際には十分に注意をしておきましょう。
マンションの場合には浴室に窓がないケースも多く見られます。外壁に穴を開けるなどして窓をつけたいと思う人もいるかもしれませんが、外観に手を加えるような工事は基本的に許可されないケースがほとんどです。事前に管理会社などに問い合わせを行い、どの程度のリフォームであれば可能なのかを把握してから検討するようにしましょう。
またお風呂リフォームで人気の設備としてジャグジーバスやミストサウナが挙げられます。しかしジャグジーバスを使用する際には振動音が発生します。振動音により近隣トラブルが発生する可能性も出てくるでしょう。どうしても設置したいのであればマンションの管理規約を確認し、管理会社に事前に了承を得るなどの手間がかかります。
お風呂リフォームの工事が決まった場合には、実際の工事には1日から2日間を要します。工事に必要なものを運び入れたり古い浴槽を外に出したりと工事が始まればどうしても騒がしくなることでしょう。そのため事前に上下左右に住んでいるお宅へはあいさつ回りをしておくことが重要です。マンションごとにルールも異なるため管理会社に確認し工事完了後にもしっかりとあいさつ回りを行いましょう。
