住まいの中で最もカビが生える確率が高いのはお風呂場であり、高い湿度と水分に栄養など生育条件が全て揃っているためです。ベストな解決方法はリフォームであり、カビの発生しにくい環境を整えることにもつながります。汚れなどの栄養素や80％以上の湿度、20℃から30％の温度は発生率を高めますから、汚れをこまめに除去して換気の徹底をするのは良い対策です。室内温度を下げるなどの工夫をしてみるものの、スポンジやブラシでは磨き残しが生じる部分には、根強くカビの存在が残ることもあります。思い切って行う手段がリフォームであり、カビ予防にも効果の高いお風呂の設備機能に交換することで、悩みを解消するのもひとつのやり方です。
ジメジメしたお風呂の湿気はまさに大敵ですから、リフォームで素早く浴室内を乾燥させる機能となる、浴室暖房乾燥機も役に立ちます。新築マンションやアパートには、最初から搭載されているケースは増えていますが、建築からかなり経過した一戸建て住宅にはあまりついていることがありません。センサーにより湿度や温度を自動感知することで、室内の気流を循環させてスピーディーに乾燥させる商品などもあります。湿気を素早く撃退してくれる、乾燥機能と暖房と換気付きの機能は、お風呂リフォームの際には検討をするべき機能です。排水溝は掃除をするのも躊躇する部分ですが、触れるのが嫌な部分も、掃除がしやすくなるようにするのも良い方法と言えます。
