ご家庭に介護が必要になってきたご高齢の家族がいるという方は少なくありません。高齢になってくると自分でお風呂やトイレを行うことが難しくなってくるため、介助を行う必要が出てきます。しかしある程度までは自分で全て行いたいと考えているご高齢の方のためにも、体を安定させて用を足すことが出来るようにトイレや風呂場などに手すりなどをリフォームしたいと考えている方は増えてきています。
基本的に風呂場に手すりなどの簡単な設置であれば、ホームセンターなどに販売されている材料などを利用してDIYなどを行う方法もあります。ただ今までDIYなどを行った経験のない方や、自分で行うのは仕上がりや安全性に不安があるという方も少なくないため、リフォーム業者に依頼をしたほうがいいのか悩んでしまう方は多いのです。
基本的に手すりの設置は自宅の環境によって可能かどうか判断をした上で、DIYにするかリフォーム会社に依頼するか決めることが必要です。まず風呂場やトイレがコンクリート打ちっぱなし壁である場合、コンクリート壁に必要な感覚でアンカーボルトを打ち込んだ上で、手すりを設置する必要が出てきます。強度には問題はありませんが、予めアンカーしたものではないので壁内の鉄筋に湿気が入り込む原因になる可能性があります。プラスターボード壁の場合は体重を支える強度はないので、安易に自分で設置をしてしまうと怪我や壁の破損などのトラブルを起こしてしまう危険が出てきますので、リフォーム会社に相談をするようにしましょう。
投稿日:2019年9月11日 更新日: